2003年からスタートし「CLYDE(クライド)」や「PUMA SUEDE(プーマスウェード)」を始めとした一連の別注モデルや世界先行にてゲリラリリースされるコンセプトモデル等を「Puma(プーマ)」が世界のキーアカウントを中心にゲリラ的に展開する世界連動プロジェクト「The LIST(ザリスト)」より、2007年4月に展開された「オリジナル$札紙幣」の「高解像度デジタルプリントグラフィック」を採用した「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」別注モデル「MITA CLYDE “第1弾”(ミタクライド第1弾)」、”日章”と”旭光”からインスパイアされ放射状に延びる「光沢プリント」を採用し「made in Japan(メイドインジャパン)」として制作された「MITA CLYDE “第2弾”(ミタクライド第2弾)」に続き、約3年の時を経て「PUMA SUEDE MID(プーマスウェードミッド)」をベースに「東京下町」に位置する「上野」から世界へ向けて独自のスニーカースタイルを提案する「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのオフィシャルコラボレーションモデル「PUMA SUEDE MID MITA “mita sneakers別注” “LIMITED EDITION for The LIST”(プーマスウェードミッドミタスニーカーズミタスニーカーズ別注リストリミテッドエディション)」がゲリラリリース。
1968年にトレーニングシューズとして誕生して以来「Puma」が誇る大定番クラシックコートモデルとして不動の地位を築いた「PUMA SUEDE」。1968年に開催された「メキシコオリンピック」陸上競技200mにて金メダルを獲得しながらも、黒人への人種差別に対する”ブラックパワー・サリュート(拳を高く掲げブラックパワーを誇示する)”という政治的パフォーマンスが引き金となり金メダルを剥奪された陸上選手「TOMMIE SMITH(トミースミス)」が、表彰台に上がりパフォーマンスの際に着用していたトレーニングシューズが数々の歴史の始まりとされ、1970年代には「NBA(ナショナルバスケットボールアソシエーション)」の強豪チーム「NEW YORK KNICKS(ニューヨークニックス)」にて目覚しい活躍で脚光を浴び、コート外でも独自のファッションセンスで当時のファッション誌の表紙を飾る等多くのファンを魅了し、引退後には「NEW YORK KNICKS」時代の背番号”10″の永久欠番や、バスケットボール殿堂入りの偉業を成し遂げた往年の名プレーヤー「WALT FRAZIER(ウォルトフレイジャー)」のシグネチャーモデル「CLYDE」は、「WALT FRAZIER」との契約終了後にも継続生産され、当時インターナショナル品番のみでモデル名すら無かったこの「ブラッチャー(外羽)」タイプの”スウェードモデル”が、いつしか「PUMA SUEDE」と呼ばれるようになりました。
更に、80年代のヒップホップシーンに旋風を巻き起こしたヒップホップグループ「BEASTIE BOYS(ビースティボーイズ)」や、プロスケーターでありながら執筆活動等でマルチな才能を発揮している「SCOTT BOURNE(スコットボーン)」を始め、多くの有名アーティストから各界の著名人に至るまで愛され続ける「PUMA SUEDE」は、「Puma」のブランドヒストリーを紐解く上で欠かす事の出来ない最重要な1足でもあります。
また、オールドスクールヒップホップシーンやスケートシーンといったサブカルチャーやファッションアイコンにも多大な影響を与え、スニーカーヘッズからファッションフリークまで世界的定番モデルとしても認知されています。
そして、昨年の2010年3月に世界プロジェクト「from the PUMA ARCHIVE(フロムザプーマアーカイブ)」のリ・スタートとしてゲリラリリースされた「PUMA SUEDE CLASSIC(プーマスウェードクラシック)」は、1980年代後半に生産拠点が「ヨーロッパ(旧ユーゴスラビア)」から「アジア(台湾)」に移り「日本」では1991年から展開されていた「PK0814(当時の品番)」を忠実に再現した逸品として話題を呼びました。
そんな「PUMA SUEDE CLASSIC」にアップデートを施し若干カットを上げ、2011年から展開されている「PUMA SUEDE MID CLASSICS(プーマスウェードミッドクラシックス)」を今回ベースモデルに採用したのは、2002年に当時「日本」では正規販売が無く「アメリカ」のみでしか展開されていなかった「PUMA SUEDE MID」に着目した「HECTIC(ヘクティク)」の「江川 芳文(エガワヨシフミ)」氏と「mita sneakers」の「クリエイティブディレクター」である「国井 栄之(クニイシゲユキ)」のリクエストにより「JAPAN LIMITED(ジャパンリミテッド)」として「日本」における展開がスタートしたというアナザーヒストリーが存在し、「Puma」と「mita sneakers」の現在の「関係性」において重要な役割を果たしたこのモデルをこのタイミングで再びフィーチャー。
Puma / PUMA SUEDE MID MITA (352877-02) “mita sneakers別注” “LIMITED EDITION for The LIST” “世界キーアカウント限定モデル”
今作のコラボレーションモデルは、「アッパー」の「ネイビースウェード」に「日本」に古来から伝わる”染色法”である”藍染め”の技術を駆使し具現化。今回の技法では「スウェード」が非常に染まりにくい為、”5度染め”を行う事で深みのある独特な風合いの「インディゴブルー」に仕上げ、履き込む程に別の表情を生み出し、”ヴィンテージデニム”にみられる”あたり”と呼ばれる”パッカリング”などの”経年変化”を堪能する事が出来ます。
そして「コットン製」の「シューレース」は「アッパー」のカラーリングと同様に「インディゴブルー」を選択。「シュータンタグ」の「キャットロゴ」には、現在の「キャットロゴ」とは異なる70年代に使用されていた”目付き” “前足の切れ込み”が入った「織りネーム」を採用。「旧ロゴ」が終了してから「シュータンタグ」に再び採用されるのは今回が初めてとなり、特徴的なディテールを採用したオフィシャルコラボレーションならではの特別仕様となっています。
「Puma」のフィロソフィを継承したオーセンティックなモデルである「PUMA SUEDE MID」と「日本」の伝統技術を融合させる事により、時代に流される事のない「普遍性」をコンテンポラリーに表現。
また「インソール」には移転リニューアルした「mita sneakers」のアイコンである「CHAIN LINK(金網)」の「グラフィック」を「特殊プリント加工」にて表現し、更に付属の「特製ポーチ」には「Puma」と「mita sneakers」の「コラボレーションロゴ」が刻まれ、中には「ファーストシューレース」と同色の「ファットシューレース」と「デニム」等の「ステッチ」をイメージした「茶金」カラーの「ナローシューレース」と「ファットシューレース」の合計3本が付属される等、履く人の個性が表現出来るようにシューレースオプションも充実されています。
現在に至るまで多くのカラーリングやマテリアル仕様を世に送り出し、シンプルなデザインながらもその圧倒的な存在感で世界中のファンを魅了し続けているクラシカルコートモデル「PUMA SUEDE MID」。そんな「Puma」のフィロソフィを継承する歴史的名作モデルに「mita sneakers」のアイデンティティが色濃く反映された「PUMA SUEDE MID MITA」をこの機会に堪能して見ては如何でしょうか。
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