CLOSE-UP #16

1982年にリリースされ空前のエアロビクスブームと相まって爆発的なヒット商品となった「FREE STYLE(フリースタイル)」を皮切りに「THE PUMP TECHNOLOGY(ポンプテクノロジー)」を搭載しリリースされた「INSTA PUMP FURY(インスタポンプフューリー)」や、近年ではユニークな”ジグザグ形状”の「ソールユニット」が特徴的な「ZIG TECH(ジグテック)」など、各時代ごとに新たなコンセプトやテクノロジーを搭載したNewモデルを市場に送り出して来た「Reebok(リーボック)」。

様々なプロダクトを発表すると共に「CHANEL(シャネル)」「JEAN MICHEL BASQUIAT(ジャンミシェルバスキア)」「KEENAN DUFFTY(キーナンダフティー)」そして「RYAN McGINNESS(ライアンマクギネス)」「SWIZZ BEATZ(スウィズビーツ)」など、様々なブランドやアーティストとのコラボレーションモデルをリリースしスポーツとファッションの架け橋として重用な役割を担ってきました。そんな同ブランドのフィソロフィを継承し、80年代を代表するヘリテージモデルとして高い評価を得るのが「WORKOUT(ワークアウト)」。

1987年にメンズフィットネスシューズとしてリリースされるもウェイトトレーニングやジョギング・エクササイズ等、多目的なワークアウトにフィットする万能シューズとして人気を博した名作。その後も優れた「耐久性」と「グリップ性」からリアルスケーターからも愛用され、スケートデッキブランド「DGK SKATEBOARDS(DGKスケートボード)」とのコラボレーションとして「WORKOUT LOW DGK(ワークアウトローDGK)」がリリースされるなど、様々なシーンにおいて活躍したモデルとして認知されています。

そんな名機「WORKOUT」が2012年に「25th ANNIVERSARY」を迎えるにあたり、厳選された世界中のキーアカウントショップから「WORKOUT PLUS(ワークアウトプラス)」をベースに個々のフィロソフィを反映させたコラボレーションモデルをリリースする「世界連動プロジェクト」が始動。

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数多くのブランドとのコラボレーションモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけではなく、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「国井 栄之(クニイシゲユキ)」がクリエイティブディレクターを努める「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」が提案した今作は、”WORK”をキーワードに多角的な観点で共通項を見出し、本来の用途からファッションアイテムに昇華した「WORKOUT PLUS」と「WORK WEAR(ワークウェア)」の双方を織り混ぜて表現する事で、Simile(直喩)な形態でMetaphor(暗喩)な概念をクロスオーバーし具現化しています。

Reebok / WORKOUT PLUS “mita sneakers別注” “WORKOUT 25th ANNIVERSARY”

ウェイトトレーニングを始めとしたワークアウトでの使用を可能にした多目的フィットネスシューズとして人気を博した「WORKOUT PLUS」。そして作業効率を考慮し使い易さと「耐久性」に重点を置き生産された「WORK WEAR」。マスプロダクションであり、「実用性」に特化したデザインでありながら、完成されたその機能美を魅せる双方は、その本来の用途とは別のジャンルにおいて21世紀の現在でもファッションアイテムとして世界中の人々に愛用され、普遍的な「機能性」と「デザイン性」は多くの人々を魅了し続けています。

「アッパー」マテリアルには「WORK WEAR」の定番的なマテリアルとして認知されている「耐久性」に優れた重厚な「ダック生地」を採用。履き込む程に別の表情を生み出し”ヴィンテージウェア”にみられる”あたり”と呼ばれる”パッカリング”等の”経年変化”を堪能する事が出来ます。

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「ライニング(履き口)」や「シュータン」の「裏あて」には「防寒性」を向上させる為に使用されていた「ブランケット生地」を採用。クラシカルな「WORK WEAR」に使用されているマテリアルをそのまま落とし込む事で、本来の作業着としての「機能性」を融合させています。

そして、「シュータン」の「織りネーム」と「アウトソール」の「ロゴマーク」には「サンライトイエロー(山吹色)」をプラスし、「シューホール」には「メタルアイレット」、そして「アッパー」マテリアルを「ロールエッジ」する事でクラフト感を高めながらその雰囲気を体現するように仕上げています。

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また「WORKOUT PLUS」の持つバックボーンを具現化する為、本来のスポーツシーンの用途以外にもスケートボードシーンや、近年ではピスト(フィックスドバイク)と言ったストリート&サブカルチャーにも対応出来るように「グリップ性」に優れた「ガムソール」を「アウトソール」に採用。更に「シューレース」には「アウトドアシューレース」が付属される等、履く人の個性が表現出来るようにシューレースオプションも充実させています。

「インソール(中敷き)」には「mita sneakers」のアイコンである「CHAIN LINK(金網)」とオフィシャルコラボレーションの証しである「Reebok」と「mita sneakers」の「ショップロゴ」が「プリント加工」にて刻まれています。

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時代に左右される事のないスタンダードモデルとしての普遍的な価値観を体現する為、”WORK”をテーマに様々なディテールを踏襲しながらコンテンポラリーなリヴィジョンを施し、新たなアプローチを試みる事でクラシックな名作に新たな価値観を再構築しています。

「THE PUMP TECHNOLOGY」や「ZIG TECH」など各時代に新たなテクノロジーを市場に投下して来た「Reebok」のフィロソフィを継承し、25周年という節目を迎えた不朽の名品「WORKOUT PLUS」。

その歴史の重みを継承しブランドフィロソフィを反映した名機に「mita sneakers」のアイデンティティを融合しながら、Simile(直喩)な形態でMetaphor(暗喩)な概念をクロスオーバーする事で具現化した今作を是非、足元から体感して見て下さい。

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