mita sneakers SMU 2018 #19

遅めの夏休みを終えて帰国したら肌寒さを感じる程に季節が変化していて少し戸惑いました。そんな中、昨日発売になった年2回のお楽しみ「SHOES MASTER」最新号の表紙に抜擢して頂いたコラボレートモデルが本日9月29日(土)にゲリラリリースを迎えます。

GIVENCHY / JAW SNEAKER LOW made in ITALY “mita sneakers”
https://www.youtube.com/watch?v=59boSwpRMaY

1952年に斬新なアイデアとシャープな感性が絶賛され”モードの神童”と呼ばれたHUBERT DE GIVENCHY氏により設立されたフランスのファッションブランド「GIVENCHY」。同ブランドの2018年FALL/WINTERコレクションにて発表され、新たにアーティスティック・ディレクターに就任した「CLARE WAIGHT KELLER」氏の感性が遺憾なく発揮されたスニーカーとして大きな話題を集めた「JAW」は、60年代と70年代のトラックシューズを始め、90年代に登場したハイテクスニーカーまで、時代を超越したスポーツシューズの数々からインスピレーションを得ながら、現代的なスニーカー構造とイタリア製ならではのクラフトマンシップを織り交ぜたアッパーデザインを採用し、ネーミングの由来であるサメの歯をイメージした特徴的な分割式ソールユニットを融合したアーバンスポーツスニーカー。

今作のコラボレートモデルはまだインラインとして発売前の「JAW SNEAKER LOW」をベースにしながら、江戸時代中期から日本に伝わる”かるた”の一種であり”花かるた”とも呼ばれ、絵札には四季の移ろいが表現された”花札”から着想を得たカラーリングを採用。アッパーには、通気性に富んだダブルラッセルメッシュと最高級のスウェードやヌバックを用いながら、夜間の視認性を配慮したリフレクターやデザインアクセントとなるエナメルパイピングを巧みに配置。長寿の象徴である”松”と”鶴”そして縁起の良い”日の丸”、更に”太陽”と”鶴”で”紅白”を表現し、縁起の良いモノを最も多く詰め込んだ一月を象徴する絵札”松に鶴”から着想を得たカラーブロッキングをモダンなバランスで再構築しています。

ブランドの真髄であるインスピレーションやモダニティと言ったヘリテージを受け継ぎ、独自のアバンギャルドなエレガンスを体現しながらファッションシーンを牽引し、他に類を見ないアプローチで革命を起こし続ける「GIVENCHY」と対極にある「mita sneakers」との奇跡のコラボレーションを是非。

追記
アメ横商店街のスニーカー屋がフランスの大手メゾンと協業なんて夢にも思わなかった。でも、僕たち「mita sneakers」はスポーツでもファッションでもなく、スニーカーカルチャーの住人。

国井 栄之
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