ニューヨークのブルックリンで行われていた「HYPEFEST」から戻って来ましたが、ジェットラグが抜けずに早寝早起きの健康優良不良中年になっています。。日本を離れていた間にリリースとなった「mita sneakers」ディレクションモデルとスピンオフカラーの二つをご紹介。
「Reebok / DMX FUSION MS “mita sneakers Direction”」
Photo – Keita Suzuki
1997年にリリースされた「DMX RUN 10」の登場と共に「Reebok」の革新的なソールテクノロジーとして脚光を浴びたDMX MOVING AIR TECHNOLOGY。足が地面に接する度にAIR POD内の空気が圧縮され、異なるゾーンの間に押し込まれる事で安定性と優れたクッショニング性を生み出し、スニーカーファンを凌駕。そんな時代を彩った名作をベースにエレベートが施された今作の「DMX FUSION」は足を包み込む様なコンフォート性を齎しながら、軽量性と通気性を誇る独自開発のデジタルニッティングテクノロジーULTRAKNITをアッパーに採用。DMX MOVING AIR TECHNOLOGYを中足部から後足部のミッドソールに内蔵する事で、より足に近い箇所でその機能性を体感する事が出来る様にアップデートが施されています。そんなエレベートモデルにフィーチャーした今ディレクションモデルは、ミニマムなモノトーンカラーをベースに採用しながら、東京から着想を得た差し色を細部に配置。またサイドパネルやミッドソールには「DMX FUSION」の初期企画段階でのスケッチ画やムードボードに描かれていたキーワードをアイコン化にしてプリント。また、取り外し可能のホールドバンドを付属し、デザインのアクセントとして使用するのは勿論、シューレースを抜き去る事でスリッポン仕様として着用する事も可能としています。
「MIZUNO / WAVE RIDER 1 “BLUE RUNNING TRACK” & “ASPHALT CONCRETE”」
Photo – Keita Suzuki
グローバルプロジェクト「KAZOKU」のトップバッターとしてリリースされた「mita sneakers」とのコラボレートモデルで「MIZUNO」と「mita sneakers」其々のフィールドである陸上競技場と路上をボーダレスにする事をコンセプトとした「WAVE RIDER 1 “NO BORDER”」のストーリーやカラーリングをセパレートしたスピンオフカラーとして企画されたアジア販路限定モデル。1997年に「MIZUNO」が誇るテクノロジーであるMIZUNO WAVEを初めて搭載したパフォーマンスシューズとして発表された「WAVE RIDER」をベースとしながら、アスリートの平常心と集中力を助長しパフォーマンスを最大限に発揮させる為に開発された「MIZUNO」本来のフィールドである陸上競技場のBLUE RUNNING TRACKと、タウンユースのフィールドであるASPHALT CONCRETEから着想を得て具現化された両極の2カラーを用意し、アイコニックな機能であるWAVE PLATEには、共に鮮やかなイエローを配して強調。アッパーマテリアルにはオリジナルモデル同様に、通気性と軽量性を兼ね備えたダブルラッセルメッシュとナイロンメッシュを巧みに配しながら、耐久性が必要な箇所にはシンセティックレザーとデュラバックを採用。更に昼夜其々の視認性に優れたパテントやリフレクターを散りばめる事で、時代を象徴するスポーティーなルックスを際立てながら、デザインソースを体現しています。
追記
オリジナルは共に1997年にリリースされており、実用的な機能性とモダンな付加価値を纏い現在に再生された逸足となっていますので、正規取扱店にて是非チェックして見て下さい。